コンビニやドラッグストアで見かける「水素水」。ジムや商業施設のサーバーで飲んだことがある方もいるかもしれません。
ただ、「水素水は効果がないって聞いたけど?」という声もよく聞きます。
この評判には、はっきりした出どころがあります。そこを知ったうえで、買うときに何を見ればいいのかを整理しました。
「効果がない」と言われるようになった経緯
この評判の出どころは、10年ほど前の出来事にあります。
2011年ごろから水素水関連の商品が一気に増え、国民生活センターには2011年4月から2016年9月までの間に2,260件の相談が寄せられました。
これを受けて同センターは、容器入り水素水10銘柄と水素水生成器9銘柄を対象に商品テストを実施し、2016年12月に結果を公表しています。そこで報告されたのは、次のような内容でした。
- 溶存水素濃度が表示値を下回る、あるいは検出されない商品が確認された
- 容器の材質や開栓後の時間によって、水素が抜けやすいものがあった
- 表示のあり方について、関係機関へ改善が要望された
つまり「水素水は効果がない」という評判は、水素そのものの話ではなく、表示と中身が合っていない商品があったことから広まったものです。
買う前に確認したい3つのこと
お金をかけずにできる、いちばん確実な対策です。市販の水素水を選ぶときは、次の3点を見てください。
- 水素濃度の記載があるか。書かれていない商品は、そもそも比較のしようがありません
- 賞味期限と、開封後の飲みきり目安が明記されているか。ここが書かれている商品は、扱い方まで説明する姿勢があると考えられます
- 容器の種類。一般に、光や気体を通しにくいアルミパウチやアルミ缶のほうが、ペットボトルより水素が抜けにくいとされています
もうひとつ、生成器を選ぶ場合の確認方法もあります。その機器が「管理医療機器」なのか、認証番号が明記されているかを見るだけです。「医療用」と書かれていても、法律上の医療機器とは限りません。PMDA(医薬品医療機器総合機構)のサイトで、承認・認証された機器を調べることもできます。
買ったあとの扱いで変わること
水素は分子が小さく、容器から抜けやすい性質があります。せっかく選んだものでも、扱い方で変わってしまいます。
- 開封したら、できるだけ早く飲みきる。開けたまま置いておくと抜けていきます
- 冷暗所で保管する。直射日光や高温を避ける
- 移し替えない。別の容器に注ぎ替えると、その過程でも抜けます
- 振らない・激しく注がない。気体が抜けやすくなります
「開けて、すぐ飲む」。結局これがいちばん確実です。
その違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
電解水素水とは? アルカリイオン水との違いをやさしく解説 →
まとめ
- 「効果がない」の評判は、表示と中身が合っていない商品があったことから。買う側は濃度表示・飲みきり目安・容器の3点を確認する
- 買ったあとは開けてすぐ飲む・移し替えない・冷暗所で保管。扱い方で中身は変わります
比べたうえで選んでいただくのが一番だと思っています。実際の水を見て・使ってみたい方は、お気軽にお声がけください。